本ページは、ユニオンマスター (中級・上級者向けボードゲーム) について、記載しています。
ユニオンマスターは、子供や高齢者、初心者の方から上級者まで幅広く楽しめます。
ユニオンマスターでは、内コマと外コマの昇格と、「昇格したコマどうしの合体」を目標としてプレイします。
ゲームは2人で行い、1人が白コマを選択し、もう1人が黒コマを選択します。
白コマと黒コマには、それぞれに、「中身のコマ」と「外枠のコマ」とが あります。
以下、「中身のコマ」のことを「内コマ」と呼び、「外枠のコマ」のことを「外コマ」と呼ぶことにします。
内コマと外コマとの「コマどうしの合体」は、以下の4つの図に示すように
「同じ種類のアルファベット」が記載されている場合にだけできます。(文字の色は不問です)
アルファベットの種類は7種類あって、 A, B, C, D, E, F, G のいずれかです。
7種類のアルファベットには、「白文字または黒文字のアルファベット」と「赤文字のアルファベット」とが
あります。
以下、「白文字または黒文字のアルファベット」が記載されたコマのことを「普通コマ」と呼び、
「赤文字のアルファベット」が記載されたコマのことを「昇格コマ」と呼ぶことにします。
「コマどうしが合体」すると、「合体コマ」 1組に対して、一律に10点が得点として与えられます。
さらに、「昇格コマ」は、合体すれば、1個に対して、ボーナス得点として、一律に5点が与えられます。
ユニオンマスターでは、内コマと外コマの表面側には「白文字または黒文字のアルファベット」が記載され、
裏面側には、表面側のアルファベットとは異なる「赤文字のアルファベット」が、
以下の一覧表の通りに、記載されています。
でも、ご安心ください。本ゲームは記憶力を試すゲームではありません。
各コマの裏面側のアルファベットは、表面側にも右側に小さく記載されていて、各コマを反転させなくても
わかるようになっています。(各コマの裏面側にも、表面側のアルファベットを小さく記載)
上述した各コマは、移動の際に「反転」できるルールになっています。
2人のプレイヤーが交互に好きなコマを動かして、
片方のプレイヤーが5組のコマを合体させた際にゲームを終了させます。
ただし、後手の人が必ず最後に1回だけ、コマを動かすことができます。
そして、「合計得点」が多い人が勝者となります。
1.相手の各コマの配置(前半戦)
・ 相手に自分のコマをすべて渡します。
・ 白コマから先に、相手の任意のコマを白黒交互に1個ずつ、任意の交点に配置してゆきます。
・ 各コマを配置する時は、必ず表面側(普通コマ)にして、配置します。
・ 図21の例に示すように、28個のコマすべてを配置し終わると、初期配置(前半戦)が完了となります。
2.コマの移動と反転(後半戦)
※「反転」とはコマの表裏をひっくり返すことです。
・ 2人のプレイヤーが交互に、白コマから先に、自分の任意のコマを1個ずつ動かします。
・ パスはできません。また、自分のコマを2回続けて動かせません。
・ コマは交点から交点に罫線に沿って動かします。
・ 別のコマが次の交点にない場合は次の交点に動かします。
・ 別のコマが次の交点にある場合は飛び越します。
・ 別のコマが連続して並んでいれば、それらを全て飛び越します。
・ 交点が空いていない場合には移動できません。
・ コマを動かす際にはコマを反転できます。
・ コマを動かさないとコマを反転できません。
・ 反転させなくてもコマは動かせます。
・ コマを反転させると普通コマ(白文字または黒文字のアルファベット)から
昇格コマ(赤文字の他のアルファベット)に変わります。(図23を参照)
3.コマの合体と得点
・ 合体は自他のコマや、文字の色を問わず、同じアルファベットの内コマと外コマとにおいてできます。
(図20を参照)
・ 自分の色の内コマと外コマとを合体させたら、合体コマ1組につき、一律に10点が与えられます。
・ 合体コマに昇格コマが含まれていると、昇格コマ1個につき、一律に5点が与えられます。
・ 合体は何回でもできます。
・ 合体させずに飛び越すこともできます。
・ 合体したコマを動かす場合は1個ずつ動かします。
・ 合計得点は、「合体コマの組数」×10点と、「合体コマに含まれる昇格コマの個数」×5点との総和です。
(図20を参照)
4.ゲームの終了と勝者
・ どちらかのプレイヤーが、自分の色の5組のコマを合体させたら、ゲームを終了させます。
・ ゲーム終了時に、後手は最後に、1個、任意の黒コマを動かすことができます。
・ 合体コマの組数に関係なく、合計得点が高いほうのプレイヤーが勝ちとなります。
5.その他
・ ゲーム盤は、図22に示すものを使用します。
・ 各コマは、表面側が普通コマで、裏面側が昇格コマです。(図23を参照)